園日記

8月26日(月) かかしを作ろう

八月も最終週。

来週から始まる二学期に向けて、今日からは夏期保育が始まりました。

 

園庭で年長さんが育てているお米には実がつき、食べ頃を見計らっているのか鳥が度々様子を見に来るようになりました。

五月からここまで大事に育ててきたお米を鳥のエサにするのは嫌なので、まつ組さんは鳥除けの案山子を作る事にしました。

我々にとっては身近な『かかし』ですが、田んぼを見る機会すらあまりない現代の子どもたちにとっては未知の存在のようで。

「まずは実際に案山子を見てみよう」という事で、今日は若あゆ水田に案山子見学に行ってきました。

若あゆ水田には様々な形の案山子が飾られていたのでみんな興味津々。

説明書きにも目を通しながら、じっくり観察してきました。

園に戻ってからは早速かかし作りの話し合いを。

ちょっと怖めだけどイケメンの案山子を作るグループと可愛い案山子を作るグループに分かれて、明日から作業を進める事に決まったようです。

完成がとても楽しみですね。

8月14日(水) すくすくと。

田名小学校のホームページにもあるように、先日田名地区幼保小中連係情報交換会に参加してきました。

今回は「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」のうち「思考力の芽生え」と「言葉による伝えあい」に関する事例発表だったので、あいかわ公園作りと表現遊びを楽しむ会での劇作りを例に挙げて話してきました。

「以前から変わらずしっかり教育してくれているし、学ぶところもある」なんてお墨付きを頂戴しましたよ。

卒園児たちは小学校でも園生活での経験を活かしてすくすくと育っているようなのでご安心ください。

すくすく育っているといえば、園庭で育てているお米に実がつき始めました。

夏休みに入ってからも預かり保育の年長さんが率先して水やりを行ってくれた効果が表れたのだと思います。

もう少し実が大きくなると首を垂れてくるかな?

鳥に食べられてしまう前に案山子でも作って対策を施したいですね。

8月1日(木) 暑くて熱い夏

八月になりました。

日中はうだるような暑さで日本の夏を感じ、夜はテレビでパリの熱い夏を満喫しています。

バレーボール、バスケットボールにサッカー。その合間には大好きな馬術、柔道に水泳と、観ているだけでも大忙し。

これに陸上が始まり、甲子園も開幕したらどうなっちゃうのでしょう。

 

さて、上田名幼稚園におけるスポーツの祭典といえば、今年は10月12日に開催される第48回運動会。

でこぼこフレンズ』で使っている二両編成の電車やカラーコーン、玉入れの用具などを倉庫から出して洗ったり、

学年によっては衣装の試作品も作られるなど、夏休みに入ってから運動会準備が着々と進んでおります。

昨年盛り上がりながらもちょっと危なかった保護者競技『うえだなオリンピック』も、競技内容を改めた上で行う予定です。

 

時代と共に運動会の形も大きく変わり、春に開催する園や運動会自体を行わない園も増えてきました。

競技内容も可愛さや楽しさのみを前面に押し出したものばかりになっているようです。

皆様ご存じの通り上田名幼稚園の運動会は、可愛さや楽しさは勿論、クラスの一体感や子どもたち一人一人の成長も存分に感じられる熱い運動会です。

パリにも負けない『熱』を10月にお届けしますのでお楽しみに。

 

保護者の皆様、今年も激しい競技になりそうなので、そろそろ体作りを始めて下さいね。

7月31日(水) 夏休み

夏休みに入り一週ほど経ちました。

一日二回の水やりでは枯れてしまうのではと心配になるほど暑い日が続いていますが、預かり保育の子たちが水やりを手伝ってくれることもあり、お米は順調に育っています。

 

夏休みを利用して卒園児たちが続々園に遊びに来てくれています。

予期せぬ再会もあり、夏休みらしいゆったりした生活の中でホッコリと温かい毎日を過ごせています。

そういえば、今日久しぶりに会った中学生によると、今でも幼稚園の頃の友だちと連絡を取って時々会っているそうで。

中学生になった卒園児(保護者込み)の同窓会を園でやったら面白いかな?なんてことも、ちょっと考えています。

7月22日(月) お泊まり会振り返り

お泊まり会の振り返りをしていきます。

登園時、楽しみで楽しみで仕方ない子が大半でしたが、不安そうな表情を見せる子も何人かいました。

カレー作りやお買い物、お楽しみタイムと楽しい時間を過ごすにつれ、みんながいつもの素敵な笑顔を見せてくれるようになりました。

シャワーを浴びて着替える頃になるとあたりが暗くなってきたこともあり、再び不安そうにする子もいましたが、

布団に寝転んでいると、みんながいる安心感もあったのか自然と眠りについていましたよ。

朝を迎えると、一晩お泊りできた自信からかみんな晴れやかな顔をしていて。

この顔を見られたので、一日の疲れが一気に吹き飛びました。

 

コロナで自粛期間が何年かあり、お泊まり会を経験しているのは昨年経験した小学校一年生とコロナ前に行った小学校五年生以上。

今年の年長児は、お兄さんお姉さんにもお泊まり会経験がほとんどなくて体験談を聞けず、その影響で不安に思う子がいたのかなとも思います。

お迎えの時に布団で飛び跳ねて遊んでいた彼らがお泊まり会を行うのは二年後。

その時は今年経験したお姉ちゃんたちが「お泊まり会、スゴく楽しかったよ!!」と話して不安を取り除いてくれると思うので、楽しみにしていてほしいですね。

 

親元から離れての一泊二日の大冒険を終え、一層逞しくなったまつ組さん。

楽しくなりすぎると興奮して指示が通らないなどまだまだ学ぶべきところはありますが、運動会や表現遊びを楽しむ会などの二学期の大きな行事も彼ららしく楽しみながら乗り越えていってほしいと思います。