運動会の見どころ⑫ No.14『バトンに想いをのせて』(年長児競技)
運動会の最終種目である年長児のリレー『バトンに想いをのせて』
今年度も「やるべきときにはやる」うえだなっ子たちが、皆様の心に響くリレーをお届けします。
毎年様々なドラマがある運動会までの日々ですが、今年は例年とは異なる展開で進みました。
アンカーがゴールテープを切り、勝利の喜びにチームが沸く、毎年お馴染みのこのシーン。
赤チームとみどりチームは何度も経験しましたが、とうとう運動会当日までピンクチームには訪れませんでした。
9月下旬の園日記で「ピンクチームの苦悩」として紹介した後、『トンガリクエスト』では結果が出ていますが、休みの子がいた事もあってリレーでは二位まで。
ただ、自由遊びの度にチームで集まって楽しそうにリレーをし、その成果が少しずつ出始めたピンクチームのひたむきな姿は、赤チームとみどりチームにもいい刺激となった様で。
「三位にはならないからいいや」とモチベーションが下がっていた子たちも目の色が変わり、今ではどのチームも熱い走りを見せてくれるようになりました。
今日の運動会で順位はつきますが、それは走力によるもの。
1位と最下位のチームの総合力に差などありません。
『バトンに想いをのせて』という競技名に恥じないまつ組さんの全力の走りに、この三年間の確かな成長を会場全体で分かち合いましょう。
最後に今年もお願いを。
惜しくも負けてしまったチームのメンバーにも運動会のリレーを嫌な想い出として残してほしくないので、最も悔しい思いをするであろう三位チームのアンカーがゴールした時と、結果発表で三位のチームが発表された時、この日一番の大きな拍手をお願いします。