園日記

表現遊びを楽しむ会の見どころ② 『ねずみくんのおんがくかい』(年中組)

年中さんは、『ねずみくんのおんがくかい』のオペレッタを発表します。

ゾウさんが叩く太鼓、クマさんが叩くシンバル、ウサギさんが鳴らすラッパ。

そのどれもネズミくんには重すぎて扱えません。

肩を落とすネズミくん。ネズミくんは音楽会でどんな役割を担うのでしょうか?というお話。

 

実は、今回『ねずみくんのおんがくかい』のオペレッタで使用する、太鼓、シンバル、ラッパなどの楽器は、自分たちの手作りです。

10月、運動会直後から盛り上がったのが、空き箱を使っての演奏会遊び。

普段保育で使っている曲に合わせて、空き箱を打楽器として叩いて遊ぶ様子が見られました。

繰り返し遊び、愛着がわいてきた自分専用の空き箱を発表会用にコーティングしたものが、当日使用する楽器となっています。

 

子どもたちの楽器好きはこの活動を進めていく事でさらに広がり、今では園にある太鼓、マラカス、カリンバ、アゴゴベル、オタマトーンなども用いてテラスで演奏会を楽しむ姿が頻繁に見られるようになりました。

 

今回発表する『ねずみくんのおんがくかい』では、それぞれの動物に焦点が当たるシーンと、全体で音楽会を行うシーンもあります。

それぞれの楽器演奏シーンでは普段から楽器に触れているからこその表現力の豊かさを、全体で『パレード』を歌って演奏するシーンでは普段の保育から見られている楽しげに演奏会を行う様子をお楽しみにして下さい。

 

いつも元気で部屋からは大きな話し声がよく聞こえてくる年中さん。

表現遊びを楽しむ会当日もいつもの元気な姿を見せてほしいのですが、人前が苦手な子も多いのがこの学年なので、当日にならないと何とも・・・。

「頑張れよ!!」「期待しているぞ!!!」 などとあまりプレッシャーをかけ過ぎず、「楽しんでね~」「楽しみにしているよ~」くらいの声掛けで送り出していただけると助かります。